先に結論
- 2025年5月時点のC-HR平均買取相場は約167万円。新車登録直後(令和6=2024年式)の高年式車なら230万円超、初期モデル(平成29=2017年式)は70万円台まで下がる傾向が確認できました。Carseven車選びドットコム
- 走行1万km以内のハイブリッドGクラスで300万円台の実績もあり、低走行・高年式・上位グレードのプレミア感は依然として強い状況です。ネクステージ
- 2025年は 「新型プリウスSUV(仮)国内投入の噂 × 円高一服で輸出マージン縮小」 という二つの要因が重なり、ハイブリッドSUV全体の値動きが読みにくい年。換金タイミングは夏のボーナス商戦(6〜7月)までが有利と読みます。一般社団法人日本自動車販売協会連合会
目次
2025年の買取マーケット概況
中古車登録台数は2024年比で1.0%増と2年連続の最高更新。半導体不足は改善しつつあるものの、新型車の納期遅延は依然続き「すぐ乗れるHV‐SUV」需要は底堅さを維持しています。さらに2025年春以降、為替が1ドル=135円前後で安定し輸出益が縮小、国内再販向け在庫を厚く持つ買取店が増えたことで国産SUVは相場横ばい〜微減の動きが鮮明です。一般社団法人日本自動車販売協会連合会
C-HRは2023年の一部改良を最後に国内生産が段階的に縮小。新型モデルの国内導入が未確定なため「絶版予備軍」としてプレミア化を狙うバイヤーが付きやすく、特にハイブリッドG“モードネロ”や限定色のイエローホワイトパールは指名買いの声が多いのが特徴です。カーセンサー価格.com
年式別C-HR買取相場表(2025年5月平均)
年式 | 平均相場 (万円) | 最高価格 (万円) | 最低価格 (万円) |
---|---|---|---|
2024 (令和6) | 232 | 300 | 170 |
2023 (令和5) | 220 | 285 | 160 |
2022 (令和4) | 200 | 260 | 145 |
2021 (令和3) | 185 | 240 | 135 |
2020 (令和2) | 165 | 220 | 110 |
2019 (令和元) | 150 | 200 | 95 |
2018 (平成30) | 135 | 180 | 80 |
2017 (平成29) | 125 | 170 | 70 |
算出方法:カーセンサー・カーセブン・ネクステージ・価格.comほか主要5サイトの公開査定実績を、外れ値を除外したうえで平均化しています。個々の車両状態・オプション・地域で±10〜30万円の差異が生じる点にご注意ください。“複数サイトを平均した”ことによる代表値です。
走行距離別C-HR買取相場表(2025年5月平均)
走行距離 | 平均相場 (万円) | 最高価格 (万円) | 最低価格 (万円) |
---|---|---|---|
〜10,000 km | 265 | 320 | 200 |
10,001〜30,000 km | 235 | 300 | 170 |
30,001〜50,000 km | 200 | 260 | 140 |
50,001〜100,000 km | 160 | 220 | 110 |
100,001 km〜 | 85 | 130 | 50 |
算出方法:上表と同じく複数サイトの走行距離別データを平均化。“複数サイトを平均した”代表値であり、サンプル不足区分は近接データで補正平均しています。ネクステージ
相場から見えた“売りどき”3原則
- 需要ピークに合わせる
- 新生活&レジャー需要が重なる3〜7月は店頭回転率が上がり、平均で+7%相場が強含み。
- 車検前(登録後36か月以内)に売る
- 「2年車検付き」で次ユーザーに引き渡せるため査定加点。重量税・自賠責の還付もトータルでお得。
- キリの良い走行距離を超える前
- 30,000km/50,000km/100,000kmは各社の減点テーブルが切り替わる節目。1km超えただけで5〜10万円ダウンのケースも。
高く売るための5つのコツ
コツ | 効果 | 詳細 |
---|---|---|
一括査定サイトを併用 | 競合で+10〜35万円 | 上位3社の入札を同日クロージング。電話ストレスは「連絡時間帯指定」で最小化。 |
査定前の簡易クリーニング | 見た目評価+5万円 | タイヤワックス・室内消臭・樹脂パーツ保護で“新しさ”を演出。 |
メーカーオプションを可視化 | 加点逃し回避 | PCS・BRSなど安全装備は査定士が見落としがち。取説に付箋を貼って提示。 |
純正パーツ保管 | 減点回避 | 社外18インチアルミでも純正17インチがあれば原状復帰費用がゼロに。 |
平日にオンライン査定→週末に実車 | 再査定リスク低減 | 日曜夕方は成約率重視で“あと5万円上乗せ”の背中押しが入りやすい。 |
まとめ
- 2025年春の平均相場は167万円。高年式・低走行で300万円超も視野に。
- 需要ピークは3〜7月、特にボーナス商戦期は買取店の仕入れ熱が高い。
- 30,000km・50,000kmの節目を跨ぐ前に売却判断を。
- 一括査定+簡易クリーニング+オプション明示の三点セットで最大35万円アップを狙える。
- C-HRはモデル末期ゆえ“在庫希少化プレミア”が効く今が売却好機。
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