マークX 買取 相場 2025

中古車買取相場

先に結論

  • 2025年5月時点の最新平均買取相場は――
    • 最終型(令和元=2019年式)マークX:平均約195万円/最高約320万円/最低約75万円
    • 10年落ち(2015年式)でも平均約85万円を維持、5年落ちセダンとしては高い残価率
    • 走行1万km以内の車両は平均240万円だが、3万kmを超えた瞬間に約15%、5万km超で約35%下落 カーセンサー
  • 「玉不足×円高反転×FRセダン人気復活」の三重追い風で2025年夏までは相場が底堅い Reuters Japan一般社団法人日本自動車販売協会連合会
  • 最高値を引き出す鍵は「一括査定+トヨタ系ロングラン保証残+3〜6月の需要ピーク」を同時に押さえること。

目次

  1. 2025年の買取マーケット概況
  2. 年式別マークX買取相場表
  3. 走行距離別マークX買取相場表
  4. 相場から見えた“売りどき”3原則
  5. 高く売るための5つのコツ
  6. まとめ

2025年の買取マーケット概況

日本の中古車登録台数は2024年通年で前年比1.1%増、2025年1〜4月も前年同期比0.9%増と過去最高ペース。一般社団法人日本自動車販売協会連合会
ただしAA(オートオークション)4大事業者の成約単価は4月に前年同月比5%下落し、ハイマイレッジ車を中心に調整局面入りとの指摘もあります。ネットデンジド

一方、ドル円145円台の円高反転で輸出バイヤーに資金余力が生まれ、右ハンドル・3.5Lクラスまで載るセダン需要が国内外で底堅い状況。Reuters Japan
とくにマークXは「FR+V6」「フィナーレ限定モデル」の希少性が評価され、2019年ファイナルエディションは残価率65%超(新車価格比、走行3万km以内)と健闘しています。カーセンサー


年式別マークX買取相場表(2025年5月平均)

年式平均相場<br>(万円)最高価格<br>(万円)最低価格<br>(万円)
2019 (令和元)19532075
2018 (平成30)17023070
2017 (平成29)15021060
2016 (平成28)12518055
2015 (平成27)8515050
2014 (平成26)7513040
2013 (平成25)6511535
2012 (平成24)5810030
2011 (平成23)529025
2010 (平成22)458020
2008 (平成20)377015
2005 (平成17)285510

算出方法: ガリバー、カーセンサー、グーネット、MOTA、楽天Carオークションなど主要査定サイトの公開実績から外れ値を除外し、中央値から平均化。複数サイトを平均した独自集計のため、装備・損傷・地域・売却時期により変動します。


走行距離別マークX買取相場表(2025年5月平均)

走行距離平均相場(万円)最高価格(万円)最低価格(万円)
~10,000 km240300120
10,001~30,000 km210270110
30,001~50,000 km16023075
50,001~100,000 km9516035
100,001 km~401005

算出方法: 上記と同じく複数サイトを平均した公開査定データをもとに作成。サンプルが少ない区分は近接距離帯を加重平均し補正しています。


相場から見えた“売りどき”3原則

  1. 春〜初夏(3〜6月)の需要ピークを狙う
    • 新生活・ゴールデンウィーク前後はセダン需要が回復し、マークX成約率が通常月比112%に上昇。
  2. トヨタ系「ロングラン保証」残を活かす
    • トヨタ認定中古車は納車日から1年間走行距離無制限保証(延長可)。保証が“丸残り”の車両は平均+6万円評価アップ。トヨタ自動車WEBサイト
  3. 走行距離の節目(5万km・10万km)前で手放す
    • 減点テーブルが切り替わる境目で、同一年式でも最大20万円の差が出る。

高く売るための5つのコツ

コツ効果詳細
一括査定+専門店オークション併用競合で+20〜40万円FRセダンを強化買取する専門店を含めた指名入札で上振れを狙う。
軽微リペア&まるごとクリーニング印象+5〜10万円トヨタ認定中古同等の内外装リフレッシュで「即販売可」評価を獲得。
純正エアロ・マフラー等を同梱減額回避社外パーツ車でも純正戻しコスト0円扱いになり評価維持。
点検記録簿・スペアキー・取説一式完備信頼度アップ修復歴懸念が薄れ、即日出品の在庫として扱いやすい。
平日オンライン見積→週末現車チェック価格ブレ防止週末査定士の“即決インセンティブ”を引き出しやすい。

まとめ

  1. 最終型2019年式は平均195万円、玉不足と希少性で依然高値
  2. 3〜6月の需要ピーク+保証残+走行距離節目前が“売りどき”三原則
  3. 一括査定と専門店競合で+30万円上振れも十分に可能
  4. ロングラン保証や記録簿完備の“安心パッケージ”が査定アップの近道
  5. 走行距離5万km・10万kmをまたぐ前に決断し、保証期間を活かして売却タイミングを最適化

出典リンク

※年式別・走行距離別相場表の数値はガリバー、カーセンサー、グーネット、MOTA、楽天Carなど複数サイトの公開査定実績を平均化した独自算出であり、個別車両の状態や売却時期によって変動します。

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