リフトアップした車も売却できますが、改造費がそのまま査定額へ上乗せされるわけではありません。評価を分けるのは、変更内容が記録されているか、検査・保安基準に適合しているか、足回りが適切に整備されているか、その仕様を求める販売先があるかです。純正戻しを急がず、現状と戻した場合の手取りを先に比較します。
結論:適法性と作業内容を説明できる車は比べやすい
車高、タイヤ、ホイール、サスペンション、補正部品などを一覧にし、構造等変更検査や記載変更の有無を車検証と整備記録で確認します。判断できない場合は、管轄の運輸支局・検査機構または整備工場へ現車の仕様を伝えて確認します。
査定は一般店だけでなく、四輪駆動車やカスタム車に販路を持つ専門店も候補にします。金額に加え、純正部品の引取、取り外し費用、契約後の適合確認条件まで比べます。
構造変更と車検適合を確認する
車検に通ったことだけで現在の状態を断定しない
自動車技術総合機構は、改造で長さ・幅・高さ等が変わる場合に構造等変更検査が関係すると案内しています。一定範囲の変更や部品の指定状況などで扱いは異なり、車両ごとの確認が必要です。
過去に車検へ通っていても、その後にタイヤや足回りを変更していれば現在の仕様は別です。車検証の寸法、整備記録、部品の品番、取付説明書を照合します。
最新規程と現車で確かめる
車高や最低地上高等は、審査事務規程と保安基準の対象です。本記事で数値だけを切り出すと、測定条件や部位を誤解するおそれがあります。自分で適合を宣言せず、最新規程を扱う検査機関や専門家に確認してください。
適合しない可能性がある状態で公道走行を勧めることはできません。査定場所までの移動も、必要なら積載車を使います。
査定前に作るカスタム一覧
足回りと補正部品を一組で記録する
次の内容を、メーカー・品番・取付日・施工店とともにまとめます。
- スプリング、ショック、スペーサー
- アーム、ラテラルロッド等の補正部品
- タイヤ・ホイールのサイズと突出状態
- ブレーキホース、光軸等の調整記録
- アライメント測定・調整記録
- 車検証の記載変更や構造等変更検査
数値や書類がない項目を推測で補わず、確認できないと伝えます。
純正部品は状態と数量を確認する
純正サスペンション、ホイール、ボルト類が残っている場合は、錆や欠品を含めて写真を撮ります。純正戻しには工賃や追加部品が必要なことがあるため、部品があるだけで簡単に戻せるとは限りません。
現状・純正戻し・部品別売却を比べる
専門店の評価が向くケース
施工内容が明確で、人気のある四輪駆動車やアウトドア用途の仕様なら、専門店がカスタム全体を評価できる場合があります。一般店でも業者間流通を使えることがあるため、店種だけで決めず、同型車・類似カスタムの取扱経験を聞きます。
純正戻しが向くとは限らない
純正戻し後の査定見込みから、工賃、足りない部品、アライメント等の費用を引きます。外した部品を売る手間や送料も含め、現状売却より手取りが増えるかを確認します。
売却までの安全な順序
- 現在の仕様を写真と部品一覧で固定する
- 車検証・整備記録・施工証明を確認する
- 適合性が不明なら検査機関または専門家へ相談する
- 現状査定を一般店と専門店から取る
- 純正戻しや部品別売却の費用を差し引いて決める
査定先には、改造箇所だけでなく、純正部品、走行時の症状、点検結果を同じ内容で伝えます。複数の販路を比べることで、カスタムを評価する会社と原状回復を前提にする会社の差を確認できます。
まとめ
リフトアップ車は、現在仕様の適合性、施工記録、足回り、純正部品を揃えて評価を受けます。現状、純正戻し、部品別売却の費用を引き、一般店と専門店の手取りを比べます。申込みはサイト共通の末尾CTAを利用します。
よくある質問
車検に通っていればそのまま売れますか?
売却相談はできますが、現在の仕様が車検時と同じかを確認します。適合性は最新規程と現車で判断されます。
純正部品がないと売れませんか?
売れないとは限りません。ただし販路が狭くなる、原状回復費を見込まれるなど評価が変わる場合があります。
リフトアップ費用は査定で戻りますか?
費用全額が戻る保証はありません。部品の人気、施工品質、適合性、車種需要を個別に評価してもらいます。
適合しているか分からない車を査定店まで運転できますか?
公道走行の可否を自己判断しないでください。専門家へ確認し、必要なら出張査定や積載車を利用します。
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参考情報
- 自動車検査の種類(独立行政法人 自動車技術総合機構)
- 審査事務規程(独立行政法人 自動車技術総合機構)
- 道路運送車両の保安基準(国土交通省)
情報確認日:2026-07-21
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